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ニュース 2006年03月

06年3月 6日(月)

確信犯ほっとひといき

 3月6日、朝日新聞「ことばと力」欄に「確信犯」の意味について書かれていた。
 本来、政治的・宗教的な確信に基づく犯罪などのことを指すらしいが、今は「わざと」や「悪いことと分かっていながらなされる行為・犯罪」と、「誤用と言うより、意味が拡大」してきたということ。小泉改革の是非や格差拡大の責任がとりざたされるこの時期に、この言葉が取り上げられているのは意味ありげだ。

 前日のNHK討論で自民党甘利氏は「競争社会だから格差は当然ある」と発言。竹中総務大臣は最近のテレビ出演で「格差が広がっているかは疑わしい」「格差は小泉改革の結果とは言えない」と言い、小泉改革は「全ての人にチャンスを与える」「1円から企業を起こせる。失敗しても再登板できる社会が規制緩和の目的」とも言う。

 一連の発言は、格差をいいことと思っているのか、よくないと思っているのかはっきりしない。「競争によって格差社会を作りたい」が本音ではないのか。それこそ「確信犯」であるような気がするのは筆者だけか。

 最近の世論調査では過半数の人が「格差が広がってきており、問題がある」と認識。どうやら「正直」に本音を言えない理由はここにありそうだ。さきのNHK討論では「格差を自然現象のように言うのは間違い。格差をどうやって縮小するかが政治の役割」との発言があったことをつけ加えよう。

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