長崎に行ってきました5平和・憲法
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浦上天主堂から長崎大学医学部前を通ってしばらく行くと、一本だけ残った鳥居(山王神社)があります。
写真を撮っていると、白シャツを着た白髪のおじさんが近寄ってきて、「京都から来なさったんか。ここを見なあかん。」と怒ったように言って、石の柱に刻まれた文字を指し示しました。「ここまではくっきり読めるが、ここから文字が剥げてしもとるやろ。それで、またここから読める。」
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なるほど、原爆の熱線がいかにすごかったかよく分かる。それに方向も。
「それから、こっちに立って上を見てみなさい。」
吹き飛ばされた方の足元に立って見てみると、確かにズレている!横風によって単純に1本吹き飛ばされたのではなく、鳥居に対して鋭角的に風が当たり、ねじれたあげくに真っ二つになったのが想像できました。
おじさんは、若く見えましたが、実は生き証人なのでした。「一面焼け野原で、電車通りにはそこら中に人や馬の死体が転がっとったよ。」と話すおじさんの目は62年前のナガサキの町を見ているようでした。
僕たち3人はおじさんに礼を言い、いよいよ本日のメイン、原爆資料館へと向かったのでした。
(つづく)
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