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07年8月15日(水)

長崎に行ってきました7平和・憲法

僕たち3人(若者2人とおじさん1人)は西洋館で頭と体をクールダウンさせた後、4時からの「教職員平和のつどい」に参加しました。

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アーサー・ビナードさん(写真)が「もったいない話〜憲法と暮らしと教育と〜」と題して講演。

冒頭、僕の方を向いて「そこの2列目にも♡(ハート)のTシャツを着ておられますが」と言われたのにドキッとしながら、よく聞いていると「愛」にも色々あるという話で、盲目的な愛は、愛される方が受難、個人ならストーキングと呼ばれる。狭い意味の愛国じゃなく、批判的な愛国もある、と。

——全くその通り、愛は押しつけられるものじゃないですよね。

イラクのアメリカ大使館には約千名の職員がいる、その中でアラビア語がちゃんと話せるのはたったの6名、その国を理解し、とけ込もうとする姿勢が全く見られない。

——「イラクの民主化」という口実がいかにでたらめなものかがよく分かります。

報道したくない事実の上にどうでもよい記事をかぶせるマスコミのやり方は、邪魔者を闇から闇へと葬るマフィアの手法、「ダブル棺桶」と同じ。

——そういえば11日付の『毎日新聞』、≪原爆症熊本判決に国控訴≫の記事は≪株全面安≫の陰に隠れてしまい、「アサッテ君」の下にチョロッと扱われてたけど、あれもダブル棺桶?(ちなみに『しんぶん赤旗』は一面トップ。翌日の「主張」にも取り上げられました。)

アメリカは「戦争省」と呼んでいた部署を1947年に「国防総省」に変えた。アメリカの憲法では宣戦布告しないと戦争できないことになっているが、「国防」のためなら何でもできる。事実、第2次世界大戦以降、200回以上の戦争をしているが、宣戦布告は1回もしていない。1年間で80兆円の軍事費が国防のために費やされているアメリカに対し、日本国民は憲法によって守られている(僕らが「憲法を守る」じゃなくて)。憲法は古い、というのが改憲派の主張だが、憲法の理想はまだ誰も試したことがなく、新品同様だ。

——だから、宝の持ち腐れ、こういうのを「もったいない」と言うんですよね。

第五福竜丸の乗組員は被害者として扱われてきた。けど、決してそうではない。彼らはアメリカの水爆実験を世界に告発した英雄だ。無線長・久保山愛吉さんは「船や飛行機が見えるまで無線は打たない」と宣言し、ビキニから無事に帰還した。

「被爆者」というとき、僕らは被害者として見てしまうが、彼らの勇気ある証言や訴えによって、世界は変わってきた。

——だからこそナガサキ以降、誰も核兵器は使用できなかった。ある意味、日本は地球を守り続けているすごい国ですよね!

その夜、全国の教職員は「いけす居酒屋むつ五郎」にて懇親会を持ち、平和と連帯の美酒を飲み交わしました。

チラシには「アーサーも来る」と書いてあったのに…と、若き2人の落胆は大きかったようですが。

——気に入ったんなら宇治久世青年教研に呼べばいいじゃん?

(つづく)

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