教師名報告は個人情報保護違反教職員の権利
国歌不起立で答申-神奈川県審査会
10月29日13時2分配信 時事通信
神奈川県教育委員会が県立高校などの入学式と卒業式で国歌斉唱時に起立しなかった教職員の氏名を校長に報告させていたことに対し、県の個人情報保護審査会(会長・矢口俊昭神奈川大教授)が、県の個人情報保護条例に違反するとの答申を出していたことが29日、分かった。
答申は、条例が禁じる「思想、信条」に関する個人情報の収集に当たるとしており、県教委は「尊重せざるを得ない」と報告の内容を破棄する考え。
県教委は2006年3月の卒業式から、国歌斉唱時に起立しなかった教職員の氏名を報告するよう校長に指示、実際に報告を受けていた。同年8月、その対象となった県立高校の教職員16人が県教委に異議を申し立て、県教委は審査会に諮問していた。
教職員情報破棄し、諮問へ=国歌斉唱の不起立で-神奈川県教委
10月29日17時2分配信 時事通信
神奈川県の個人情報保護審査会が、県教委が国歌斉唱時に起立しなかった教職員の氏名を校長に報告させていたのは思想信条の情報収集に当たり県条例違反との答申を出したことを受け、同県教育委員会は29日、収集した教職員名をいったん破棄した上で、個人情報保護の手続きにのっとり改めて氏名の報告を求める方針を固めた。引地孝一教育長が同日、不起立者の情報に関して「県個人情報審議会へ諮問する方向で検討したい」との談話を発表した。
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