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ニュース 2007年12月

07年12月25日(火)

請願「不採択」―宇治市も地域共闘

 宇治市議会の文教福祉常任委員会が19日に開かれ、「子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願」は「不採択すべき」となりました。「学校教育の充実を求める会」からは北村代表代理が「意見陳述」及び傍聴をしました。
 「意見陳述」の要旨は以下の通り。

1.子どもを取り巻く環境(略)
2.請願事項1(30人学級)について
 ・PISAトップのフィンランドでは20数名の少人数学級、習熟度別は採用しないことで成功を収めている。
 ・逆に「バウチャー制度」を取り入れたイギリスでは格差の固定化・拡大が進み、字も読めない、書けない子が増加した。
 ・30人学級の実現は学力問題の解決のためにも必要条件である。
3.請願事項2(教職員の増員)
 ・図書館司書が増員になることで読書をする子が増えていることは事実が証明している。
 ・特別支援教諭も一人一人の個性と対応するため、増員が必要である。
4.請願事項3(耐震補強)
 ・子どもたちの命にかかわることなので早急に。
5.請願事項4(エアコン)
 ・7月、9月の異常な暑さのため、運動会の練習後は授業にならないなどの現状がある。
 ・塾にはエアコンがあり、経済的な格差が学力の格差につながっている。
6.請願事項5(父母負担軽減)(略)

 そのほか、委員会では市教委から「学テ」の結果についての報告がありました。以下「城南新報」より転載。

 基礎を問う「知識」、応用力の「活用」でみると、小学校の国語・算数、中学校の国語・数学とも全国平均正答率の±5ポイント差以内に収まったが、無回答率が全国平均を上回った。特に活用の正答率が知識を約20ポイント下回り、今後は基礎的・基本的な内容を習得させるとともに、それを活用する能力を育成する指導方法の工夫・改善が必要となる。
 一方、全国テストでは生活・学習習慣についても質問。児童・生徒の8割以上が「当てはまる」「ほぼ当てはまる」としたのは朝食を毎日食べる、スポーツが好き、いじめはいけない、国語は将来役に立つ…などとなった。が、中学生ではテレビを見ながら家で食事をするなどが入った。 

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07年12月17日(月)

満州での体験を詩に託して平和・憲法

神明9条の会 3周年記念のつどい

20071216YamamotoMari.jpg
 12月16日、宇治市開町で開かれたつどいで、今年度紫式部市民文化賞を受賞された山本万里さん(桐生谷在住)が平和への思いを語りました。

 山本さんは幼児期、満州で終戦を迎え、周囲の日本人に対する冷たい視線と混乱の中、栄養不良の弟、病弱な母親をかかえ、命からがら日本に引き揚げてきました。
 その時の経験はあまりに辛く、誰にも話さないと心に決めていました。37年間、高校の国語と書道の教師を勤めあげた後、子どもたちのあどけない笑顔を守りたいという思いと、昨今の平和を取り巻く情勢を憂い、このまま黙っていてはいけないと感じ、当時の体験を「撫順」という詩集にまとめられました。
 会場いっぱいの参加者からは涙ながらに「感動で言葉にならない」などの感想がありました。

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07年12月13日(木)

1学級30~35人で教員配分教育改革

少人数教育、市町村教委に裁量

府教委 来年度以降、年次的に導入へ

(12月13日付「城南新報」)
 京都府教委は12日、府議会に報告した『まなび教育推進プラン』最終案の中で、市町村教委に配当する教員を30人程度(30~35人)の学級編成が可能な人員を確保し、年次的に充実する―との方針を明らかにした。

 小中学校には1学級40人を基準に教員配置されているが、来年度以降は順次、30人をベースに35人までの幅を持たせた形で配分。市町村教委の裁量が増えることになり各教委では、効果のある学習方法、保有する普通教室数などを総合的に判断するなかで少人数授業、少人数学級、チームティーチング(TT)から選択することになる。
(中略)
 この日、示された方針では現地・現場の判断を重視しながら京都式少人数教育を一層、柔軟な方法で推進するため、教員配置の考え方を改善。1学級40人の基準にとらわれず、30人を基本にしながら35人までの間で弾力的に学級編成ができるよう市町村教委に教員を配置し、どの学校に活用するかは市町村教委の判断に委ねることにした。
(中略)
 実施について府教委は「来年度から年次的に取り組みたい」としており、注目は来月末に発表予定の府当初予算案の内容。何ヵ年で実現させるのか、教員を何人増やすのか、関心が集まる。
 各市教委では今後、効果のある学習方法、保有する普通教室数などを総合的に判断するなかで少人数授業、少人数学級、TTから選択。宇治市教委では少人数学級を中心に据えて学力向上を図っており、今後の協議が必要となってくる。

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07年12月11日(火)

委員長裁決で不採択に地域共闘

城陽市議会福祉文教常任委

教育環境改善の請願

(12月11日付「城南新報」)
 城陽市議会福祉文教常任委員会(寺地永委員長)が10日開かれ、学校教育を進める会の盛田悦子代表ら1690人から提出された『子どもたちにゆきとどいた教育を求めるための請願』について審査を行い、賛否が3対3の可否同数となり、委員長裁決で『不採択とすべき』と決した。

 30人学級の早期実現、各教室にクーラー、洋式トイレの増設、放送設備の全面入れ替えなどを求める内容。請願に対しては共産党の飯田薫、清澤昌宏両委員に加え、畑中完仁委員(太陽の会)も「最近の夏の暑さは異常であり、教育環境の充実に取り組むべき」と賛成。一方、教員経験のある阪部晃啓(自民党新風会)、相原佳代子(市民ネット城陽)両委員、熊谷佐和美委員(公明党)が必要となる億単位の財政根拠に疑問を投げかけ「教室の暑さ対策としてはまず扇風機設置に取り組まれ、一定の効果も出ている」と反対。結局、寺地委員長が「不採択と決する」との判断を下した。

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07年12月11日(火)

66,753筆地域共闘

20071207.jpg
 12月7日(金)、京都府議会棟に集合した「子どもと教育・文化を守る京都府民会議」及び「京都の公立高校30人学級をすすめる会」のメンバーは2班に分かれて、あらかじめ紹介議員の要請をしていた各会派にその返事をもらいに行きました。

 やんわり断るところ、まだ検討中なので後でもう1回来てくれという会派もいくつかあり、はっきり承諾がもらえたのは共産党だけでした。
 メンバー達は議会棟3階の第5委員会室で教育請願署名提出会議を開き、「教育格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願」と「安全・安心・快適な学校と豊かな放課後・生活の充実を求める請願」の合計66,753筆を紹介議員に託しました。(写真)
 その約1/6にあたる11,000余筆は宇治・城陽・久御山の教職員、父母、地域の各団体が集めたものです。この運動の積み重ねにより、念願の「30人学級」が手の届きそうなところまでに来ました。
 また、城陽市議会への請願は11月28日に2千筆余りの署名をそえて提出、宇治市議会には12月3日、8,600余筆の署名をそえて提出しました。

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07年12月 6日(木)

原油価格高騰 影響じわり声明・見解

12月5日付「京都」
 小麦や原油などの価格高騰の影響が、市民生活にじわりと出始めている。京都府内の学校で販売するパンが値上がりしたほか、給食食材も来月からアップする。銭湯では主燃料の重油から割安の廃油に切り替える動きが広がっている。度重なる灯油の値上がりに「寒くなる時期の値上げはつらい」との声が漏れる。

 府内各地の小中学校などの食材を調達する府学校給食会(伏見区)によると、来月からパン粉9%、油脂類5-7%、チーズ10-28%と購入価格が値上がりする。城陽市立学校給食センターは「デザートを減らしたり、牛肉を鶏肉に替えるなどで献立を工夫しないといけないかも」と懸念する。
-------------記事はここまで------------
 原油の高騰はもともと誰のせいだったのか…。ちまたで言われている要因としては、(1)世界最大の石油消費国である米国や中国、インド等の新興諸国の需要拡大、(2)米国の石油精製設備など供給能力の不足、(3)イラク戦争の泥沼化など中東情勢の不安定化があげられていますが、それだけではこれほどの急激な値上げは起こりません。
 むしろ、そのことを背景にして、ヘッジファンドなどの国際的な投機筋が原油市場に流入してきたことが原油高騰の直接の原因です。ホリエモンみたいな(もっと頭のいい人達)が市場を乱高下させて、大もうけしています。国民は日々の暮らしが大変で悲鳴を上げているというのに。
 大手石油元売り6社はこの3年半だけでおよそ2兆6千億円もの巨額の利益をあげたそうです。
 その間も政府は構造改革で貧富の差を広げ、インド洋ではアメリカの戦争のためにただでガソリンスタンドをやってたんですから、どうしようもないですね。

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07年12月 5日(水)

宇治市教委交渉教職員の権利 組合活動

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 宇治久世教組宇治支部は12月4日(火)、「2007年度要求書」に基づき、宇治市教委と交渉を行いました。宇治市教委から6名、教組からは38名が参加しました。
 宇治市の教育の発展という一致した目標に向け、有意義な話し合いができたと思います。

 詳しくは組合員のページ、および「輝け瞳」№12(12月10日発行)をご覧ください。

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07年12月 3日(月)

平和を願うトーク&コンサート平和・憲法 地域共闘

20071201.jpg 12月1日(土)の午後、文化パルク城陽にて「憲法9条を守る城陽の会」主催の集会がありました。歌あり、講演ありの充実した企画に、参加した170名が平和への決意を新たにしました。

 「遠い世界に」「涙そうそう」など美しいハーモニーを聞かせてくれたクールジュネスの合唱、大畑輝子さんによる朗読「戦争のつくりかた」、地元で活動する女性2人組プレズント・サウンドの歌、そして傍島恭子さんによる従軍看護婦の貴重な体験談。60年の時を超え、生々しい戦争の姿が彼女の穏やかな口調からひしひしと伝わりました。
20071201-2.jpg
 憲法署名京都実行委員会の岩佐英夫弁護士の講演は宇治市に続くものでしたが、9条を取り巻く情勢、特に「テロ特措法」について分かりやすく話していただき、理解が深まりました。

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