請願「不採択」―宇治市も地域共闘
宇治市議会の文教福祉常任委員会が19日に開かれ、「子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願」は「不採択すべき」となりました。「学校教育の充実を求める会」からは北村代表代理が「意見陳述」及び傍聴をしました。
「意見陳述」の要旨は以下の通り。
1.子どもを取り巻く環境(略)
2.請願事項1(30人学級)について
・PISAトップのフィンランドでは20数名の少人数学級、習熟度別は採用しないことで成功を収めている。
・逆に「バウチャー制度」を取り入れたイギリスでは格差の固定化・拡大が進み、字も読めない、書けない子が増加した。
・30人学級の実現は学力問題の解決のためにも必要条件である。
3.請願事項2(教職員の増員)
・図書館司書が増員になることで読書をする子が増えていることは事実が証明している。
・特別支援教諭も一人一人の個性と対応するため、増員が必要である。
4.請願事項3(耐震補強)
・子どもたちの命にかかわることなので早急に。
5.請願事項4(エアコン)
・7月、9月の異常な暑さのため、運動会の練習後は授業にならないなどの現状がある。
・塾にはエアコンがあり、経済的な格差が学力の格差につながっている。
6.請願事項5(父母負担軽減)(略)
そのほか、委員会では市教委から「学テ」の結果についての報告がありました。以下「城南新報」より転載。
基礎を問う「知識」、応用力の「活用」でみると、小学校の国語・算数、中学校の国語・数学とも全国平均正答率の±5ポイント差以内に収まったが、無回答率が全国平均を上回った。特に活用の正答率が知識を約20ポイント下回り、今後は基礎的・基本的な内容を習得させるとともに、それを活用する能力を育成する指導方法の工夫・改善が必要となる。
一方、全国テストでは生活・学習習慣についても質問。児童・生徒の8割以上が「当てはまる」「ほぼ当てはまる」としたのは朝食を毎日食べる、スポーツが好き、いじめはいけない、国語は将来役に立つ…などとなった。が、中学生ではテレビを見ながら家で食事をするなどが入った。