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08年1月24日(木)

「モンスターペアレント」克服のために学校づくり

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 「臨床教育研究所『虹』」が全国で実施したアンケートをもとに「『モンスターペアレント』の実態とその背景~親と教師の相互理解に関する調査」と題する冊子を発行しました。
 所長の尾木直樹さんは以下のように述べています。

 750の「モンスターペアレント」事例を検討した結果、「モンスターペアレント」は、「わが子中心型」「ネグレクト型」「学校依存型」「ノーモラル型」「権利主張型」の5つの理念型に分類できることがわかりました。これらに加えて、最近は、暴力型も急増しています。

 小手先の対策では、親をモンスター化させている歴史的、社会的、あるいは学校の構造的な背景を解明することができず、事態は悪化の一途を辿ることでしょう。
 「モンスターペアレント」は、今日の日本社会における人々の心のありようの反映、もしくは人と人とのつながりが寸断された「困った日本」の象徴なのかもしれません。

 それでは、どうすればいいのか。
 せめて国際水準並みに教育予算を増やしたり、教師を大幅に増員するなどして、学校と教師にゆとりを持たせることが第一である。

モンスターペアレントの実態とその背景(要旨)

(5つの理念型)

  • わが子中心型
    学芸会の主役をやらせろ
    気に入らない子がいるので別のクラスにしてほしい
  • ネグレスト型
    学校からの呼び出しに一切応じない
    食事や遠足の弁当を作らない
  • 学校依存型
    毎朝起こしに来てほしい
    体操着は学校洗ってほしい
  • ノーモラル型
    早朝や深夜に担任へ電話してくる
    お金を貸してほしい
  • 権利主張型
    ケータイ取り上げた日数分、日割り計算で料金返せ
    休んだ1週間分の給食費返せ

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