「モンスターペアレント」克服のために学校づくり
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「臨床教育研究所『虹』」が全国で実施したアンケートをもとに「『モンスターペアレント』の実態とその背景~親と教師の相互理解に関する調査」と題する冊子を発行しました。
所長の尾木直樹さんは以下のように述べています。
750の「モンスターペアレント」事例を検討した結果、「モンスターペアレント」は、「わが子中心型」「ネグレクト型」「学校依存型」「ノーモラル型」「権利主張型」の5つの理念型に分類できることがわかりました。これらに加えて、最近は、暴力型も急増しています。
小手先の対策では、親をモンスター化させている歴史的、社会的、あるいは学校の構造的な背景を解明することができず、事態は悪化の一途を辿ることでしょう。
「モンスターペアレント」は、今日の日本社会における人々の心のありようの反映、もしくは人と人とのつながりが寸断された「困った日本」の象徴なのかもしれません。
それでは、どうすればいいのか。
せめて国際水準並みに教育予算を増やしたり、教師を大幅に増員するなどして、学校と教師にゆとりを持たせることが第一である。
(5つの理念型)
- わが子中心型
学芸会の主役をやらせろ
気に入らない子がいるので別のクラスにしてほしい - ネグレスト型
学校からの呼び出しに一切応じない
食事や遠足の弁当を作らない - 学校依存型
毎朝起こしに来てほしい
体操着は学校洗ってほしい - ノーモラル型
早朝や深夜に担任へ電話してくる
お金を貸してほしい - 権利主張型
ケータイ取り上げた日数分、日割り計算で料金返せ
休んだ1週間分の給食費返せ
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