来年度も学テ不参加教育改革
愛知・犬山市教委
(『しんぶん赤旗』2月20日付)
愛知県犬山市の教育委員会は19日、2月定例委員会で、国の「平成20年度全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)に参加しないことを決定しました。
事務局から、国の来年度の実施要領では、市教委が問題と指摘した「悉皆調査」(=全員参加の調査)と「結果公表」について改善はなく、新たに参加する理由を見つけることができなかったなどと報告されました。
討議は「国は競争原理の考え方で全員参加にこだわっている」「全国の教委で、学校間の競争になることに懸念が広がっている」「平均正答率は公表すべきでないと考える教委が圧倒的」など、活発に行われました。
「義務教育だから国の指導に従うべきだ」の発言に対し「義務教育は子どもの権利保障の仕組み。学校と市教委が自主的に担うべきで、国の役割は援助だ。国に従うのは誤り」「教育は国家権力から独立している。地方教委は自立すべきだ」などの反論がありました。
委員5人の採決の結果、3対2で、全国学力テストに参加しないこととなりました。
昨秋、犬山市教育委員の中嶋先生を招いて講演会を主催した一員として、心から拍手を送ります。犬山市教委の決断に続こうという勇気ある教育委員会が現れることを祈るばかりです。
(もちろん、組合として地元の地教委、府教委には機会あるごとに学テには参加しないよう、要求しています。)
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