品川区に行ってきました(4)小中一貫教育
視察の続報です。
(3)小中一貫校の施設~100億円の小中一貫校日野学園~
100億円をかけて造った日野学園は全館冷暖房完備、巨大な体育館や温水プールを備えた豪華な施設。しかし、運動場は狭く、体育館・温水プールは区のスポーツ施設との共用。半地下2階建ての体育館の上部に5階建ての校舎で、エレベーターは身障者専用となっており、入学式などでは5階から地下2階の体育館まで子どもが椅子を持って上り下りしないといけない。
(4)小中一貫教育で子ども・教職員は…
- 今までは小学校のリーダーとして頑張って成長を見せていた小学校高学年が、中学生のお手伝い的存在となった結果、5~7年に「中だるみ」が見られる。
- 一貫校では小中学校で時間割が統一。中間休みがない、運動場も狭いため、集団遊びがなくなった。5分の休憩時間は移動でつぶれる。クラブ活動も満足にできない。
- 特別支援の体制が不十分、少人数クラス編成は導入されておらず、授業不成立や学級崩壊状態も。(以下はリアルすぎて掲載できない内容なのでカット)
- 地域のお祭りに子どもが参加しない、入学式に地域の子がいないなど地域のネットワークが崩壊。学校間競争、入学説明会などが過熱。児童が集まらない、学力テスト下位などの学校は「重点支援校」として教育委員会から直接指導されるなど、学校選択制の問題点が噴出している。
- 一貫校では1つの職員室に9学年全教職員。机の並びは管理職と対面で分掌ごとのかたまり。朝の打合せはパソコン(全教員に配置)のメールで。職員会議は「職員連絡会」に。廊下の隅で学年の打合せ。
- 異常な仕事量。夜9時は当たり前。研究発表も多く、パソコンを通じての仕事も多い。品川区からの転出希望、早期退職希望が目立つ。
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