トップニュースTop 教育改革小中一貫教育 見切り発車、一貫校に待った
08年3月 1日(土)

見切り発車、一貫校に待った地域共闘 小中一貫教育

教職員組合など呼びかけ

宇治小校区地区懇談会に40人

(『洛南タイムス』3月1日付)

 宇治市立宇治小学校(五ヶ庄三番割)を全面改築し、市内初の千人規模の小中一貫校として4年後に開校(2012年度)する計画について考える宇治小校区地域懇談会が29日夜、東宇治コミセンであった。
 

 宇治久世教職員組合が中心に立ち上げている「宇治市の小中一貫教育を考える会」を母体にした宇治小「小中一貫校」を考える会、同組合宇治小分会が主催した。
 懇談会では小中一貫教育の是非をめぐり「考える会」が提起してきた課題や、東京・品川区の小中一貫校を視察して浮上した課題について主催側が資料をふまえて紹介。
 9学年が一つの施設を使うことによる運営上の様々な問題点や5~7年に「中だるみ」が生じる――など生活指導上の課題。マンモス職員室での先生相互の意思疎通の課題について報告。
 出席者からの質疑では「耐震診断で真っ先に補強が必要な学校が宇治小と判明し、一番に改築されると思っていたら、いつの間にか一貫校にすり替わっていた」「子供の安全に最も必要な耐震補強を4年後に先延ばしするのでなく、宇治小の改築と東宇治地域にもう一つの中学校を作るという当初の目標に向けて地域の声を上げていく必要がある」「数年後に自分の子が宇治小に入るのに、そうした保護者に何の説明もないままに一貫校を作るというのはおかしい」など、降ってわいた一貫校計画に戸惑いの声があいついだ。
 主催側では懇談会の声ふまえ、改めて市教委にいろんな議論を出し合うための説明会や話し合いの場を確保していくことを確認した。

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コメント

文字情報が不足…まず耐震化を
宇治小の小中一貫校考える/教師、保護者ら意見交換
(『城南新報』3月2日付)
 宇治小学校の建て替えに併せ、宇治市が市内初の小中一貫校を2012年度に開校する計画を立てていることを踏まえ、先月29日夜、東宇治コミセンで『宇治小校区地域懇談会』が開かれ、保護者や小中学校の教職員ら約40人が意見を交換した。
 宇治久世教職員組合が中心になって『宇治小「小中一貫校」を考える会』を立ち上げ、宇治久世教職員組合宇治小分会と共催して実施。冒頭、主催者側から「立て替えの話がいつの間にか、小中一貫校になりビックリしている。どんなものか誰も知らない」と述べた。
 続いて、主催者が小中一貫校を実施している東京都品川区への視察内容を報告した。義務教育9年間を4・3・2制に振り分けているが、国制度の関係で1年生と7年生への進級時には合同入学式があり、6年生と9年生は合同卒業式も…。小学校6年生は最高学年でなくなり、5~7年生では「中だるみ」が見られるという。
 ハード面では全館冷暖房は評価されるが、温水プールは区スポーツ施設と併用の関係で夏休み利用は有料。直線50メートルがとれないグラウンド、校舎の規模が大きく休み時間の5分間は移動に費やされるという内容を紹介した上で「宇治小の小中一貫校は学校選択制を除き、品川区をまねしている」とした。
 参加者からは「決まってから教師に知らせるのではなく、まずは相談すべき」「保護者や地域全体に説明がないのはおかしい」「メリットは東宇治中、木幡中の学級数が減ることだけ」「登校拒否の子供も中学校進学で環境が変われば行けるようになる」「宇治小は今でも狭い。ここに中学生は無理」「NEXUSプランの理想実現は大賛成だが、周辺の土地買収が条件。それをする気がないから腹立たしい」「一般の教科書は使えない。教師が作るのは無理」「良い小中一貫校ができるなら賛成」など賛否両論の意見があった。
 主催者は耐震強度が不足している点を踏まえ、宇治小の立て替え、そして東宇治地域の中学校新設が基本であることを確認。今後、同考える会では幅広く地域に声を掛け、市教委の説明を受けるなどして正確な情報収集に当面は努める。

投稿者 宇治久世教組 : 2008年03月02日 17:40

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