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ニュース 2008年07月

08年7月30日(水)

改訂学習指導要領で教育・学校は地域共闘 研究所 教育改革

20080726Azuma.jpg 7月26日(土)の午前中、宇治市生涯学習センターにて「夏の教育と文化のつどい」が開かれ、約40人が参加しました。

 冒頭、8月21日から京都市内で開かれる「教育のつどい2008」のPVを鑑賞。主催者を代表して中須賀・宇城久教育研究所副所長と富部・宇治久世教組執行委員長が挨拶した後、田中杏菜さんのバイオリン独奏がありました。

 メインの学習会では京教組教文部長・東辰也先生から「改訂学習指導要領で教育・学校はどうなる」と題して約1時間にわたって講演。そもそも指導要領とは?というところから出発して今回の改訂によって教育はどう変えられようとしているのか、じっくり学習できました。

参加者の感想

  • 暑い中でのつどい、本当にご苦労さまでした。ミニコンサート、田中さんの素敵なバイオリンの音色に、一時心が安らぎました。すべての子どもたちが自分の能力や可能性を生かして活躍できるようになったらいいなとつくづく考えさせられました。管理と競争の中からいい教育は生まれない、子どもたちは豊かにならないことをみんなで確かめ合い、今後も力を合わせていきたいと思います。東先生のお話は、中身が濃くて、よくわかるものでした。もっとたくさんの人に学んでほしいです。
  • 久しぶりに頭を働かせて学習することができ、良かったと思います。改正教育基本法のねらい、特に時数が増えて又大変になるなあ。道徳の教育の内容もそれぞれの教科の中で項目を作らなあかんなんて変だなと思います。
  • 今日は、中学生を持つ親としてもお話を伺いました。新しい学習指導要領では時間数は増えるけれど、それで本当に子どもに力がつくのかなあと思いました。また教師として思うのは、これから夏休みが短縮されていくのではないか、子ども達に学力をつけてもらうためには、それも仕方がないのかなあと思いました。
  • 今、宇治で進められている小中一貫のねらいも根は同じだということが改めて分かりました。
  • 8月に府教委、教育課程研修会に本校からも3名参加する予定ですが、時間増だけにあらわれない改訂の様々な面について知ることができました。しかし、伝達だけでなく批判に耐えうるようなものが出せるよう学習していく必要があると思いました。素敵なバイオリンの調べとともに少しパワーをもらいました。
  • 田中杏菜さんのバイオリンが素晴らしかったです。かわいいお嬢さんでした。東先生の話の中で時数は少し増えるが内容も増え、道徳の強化等もあるので大変だと思いました。
  • 学習会という感じだったが、退職教職員とも一緒にできたら良かったと思う。現場を離れてホッとした時間を持てた今こそ学ぼう学びたい人もいると思うので。バイオリンの音色を近くで聞いたのは久しぶりだったので良かった。

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08年7月24日(木)

品川関係者招き報告会小中一貫教育

「小中一貫校、統廃合の道具」

(『城南新報』7月23日付、一部修正)
 共産党宇治市議団(水谷修団長、8人)は20日、2012年度の開校を目指す宇治小敷地での小中一貫校整備を踏まえ、市生涯学習センターで『小中一貫校とはなにか―品川からの報告・宇治の場合は―』を開き、約40人が参加した。

山崎恭一市議は「市教委ネクサスプランには小中一貫で今ある問題の大半が解決すると書かれているが、統廃合のためではないか。『学年単学級は教育効果が悪い』も結局は統廃合の地ならし」と批判。その上で「お金をかけないのが宇治市の教育。宇治小はどこから見ても狭い。高松市は想定生徒数1000人余りで宇治小と同じだが、敷地3万3000平方メートルに対し、宇治小は1万9000平方メートル。高松市は建設費が約50億円だったが、宇治小は設計費が半分であり、25億円ぐらいで建てるつもりではないか。体育館は2つ作る可能性があるが、普通教室の余裕は2学級のみ。35人学級が実現したら対応できない」と指摘し、宇治久世教組の田中正浩書記長がこの間の流れを補足説明した。
 最初に小中一貫校(日野学園)を建設した品川区の中塚亮区議は「品川では歪んだ教育観を持つ教育長が露骨な競争原理を導入。学校選択制をスタートさせ、学カテストの実施と公開、一貫校と従来型を競い合わせた。勉強ができる、できない学校」という保護者の意識になる。選択制は公教育と言えるのか。最初は一校だけのはずが、検証もせずに6校まで作ることになった。小中一貫校とは統廃合の道具ではないのか。学校が地域から消え、コミュニティや防災上の問題がこれでいいのか」と指摘した。
 続いて都教組品川支部の組合員が「選択性を導入し、自然と児童・生徒数が少なくなるような仕組みを作って統廃合を進めた。結局は教職員の削減、廃校跡地の活用のためだ。5年生から7年生(中学1年)を一区切りと言うが、小学校を卒業すると5、6割が私立に通う。中学校入学時の心身負担を軽くするというのは口実。6・3制こそ真の小中一貫教育。学カテストの成果も上がっておらず、先駆的成果は品川には存在しない」と紹介した。
 参加者からの「小中一貫校で非行、不登校は減っているのか」との質問に対し、同組合員は「日野学園で不登校はいないが、たまたま。特別な教育をしたものではない」と効果を否定。宇治小保護者の一人は「市長のわがままで実現しようとしているのが悔しい」と訴え、山崎市議は「市長の最大の公約は行革。耐震など課題があるなか、一つにした方が良いというのが本音ではないか」と非難した。
 なお、学校選択制導入について宇治市教委は今年3月市議会で宮本繁夫議員(共産)の質問に対して否定的な答弁を行っており、あくまで宇治小校区の児童・生徒が(仮)第一小中一貫校に通うことになる。


先進地、品川から報告者招き学習会

(『洛南タイムス』7月23日付)
 共産党宇治市議団(水谷修団長、8人)は20日、市生涯学習センターで小中一貫校問題の報告学習会を開いた。
 PTA、教職員、宇治小の保護者ら約40人が出席。先進地の東京品川区から共産党区議や都教組支部書記長から、小中一貫校の様子などについての報告を聞いた。共産議員団の山崎恭一市議らが、市教委の「NEXUSプラン」策定の経過などについて報告するとともに、宇治小で24年度から実施に移す小中一貫校の課題などを報告した。
 品川区からの報告では、「競争原理の導入が図られ、先生への信頼はなくなり、教育はサービスといった意識になってきている」などの報告があったほか、14の小中学校が5つの一貫校に統会され、地域コミュニティの面で問題が生じているなどの報告がなされた。
 参加者からは「一貫校にすれば、中学での問題行動や不登校などが一気に解決するかのような宣伝かおるが、どうなのか」といった質問が寄せられ、品川区からの報告者が「たまたま、一貫校の1つは不登校のこどもはいないが、特別対応をしている訳ではない」などと答えていた。


小中一貫校考えた

(『しんぶん赤旗』7月23日付)
Houkokukai.jpg 京都府宇治市が宇治小学校に小中一貫校を建設しようとしている問題で、日本共産党宇治市議団(8人、水谷修団長)は20日、宇治市で、小中一貫校の問題点を考える学習会を開き、教員や保護者ら40人が参加しました。(写真)
 宮本繁夫市議があいさつ。山崎恭一市議は、生徒数(約1000人)が同規模の高松市の小中一貫校計画と比べ、宇治小の敷地面積が半分近くしかない問題や、市教委が具体的な計画内容について答えない態度に触れ、「市はまともに説明しないのに、一貫校をすすめることだけが先にある」と述べました。
 宇治久世教組の田中正浩書記長は、唐突な一貫校計画の推進を批判しました。
 日本共産党の中塚亮・品川区議(東京都)が、学校選択制や学力テストの問題、2年前に開校した小中一貫校の実態について報告し、一貫校と一般校を競わせる弊害などを指摘しました。
 都教組品川支部の組合員は、生徒が多すぎて教員の目が届かない問題や教職員削減などのねらいに触れ、「小中連携でいいことはほとんどない。一貫校の 『成果』とよべるものもない」と話しました。
 会場から、宇治小に子ども2人を通わせる母親が「久保田市長は何が何でも一貫校をつくっていくという姿勢だ。子どもがモルモットにされるのがいたたまれない。母親として悔しい」と訴えました。

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08年7月18日(金)

基本構想策定へ丁寧に意見聞く小中一貫教育

宇治市議会文教福祉委 小中一貫校整備で質疑

(「城南新報」7月18日付)
 宇治市議会の文教福祉常任委員会(田中美貴子委員長)が17日に開かれ、前日の定例教育委員会で明らかになった(仮)第一小中一貫校整備事業に伴う設計業務委託の契約締結について市教委が報告した。

11月末メドの基本構想策定に際しての意見聴取で市教委は9月メドの基本構想案段階、小中一貫教育推進協や宇治小保護者、地域の意見反映後の基本構想策定直前段階と最低2回、議会意見を聞くことを説明。保護者に関してはワークショップ形式を考えていることから少人数規模で複数回の意見聴取機会を設けるものとみられ、意見反映後の基本構想案も示すなかで一緒になって2012年度の小中一貫校開校を目指していく。

 宇治小敷地での小中一貫校開校に向け、市教委は基本構想、基本設計、実施設計を契約した㈱佐藤総合計画・関西事務所(大阪市中央区)と一緒に策定していく。9月をメドに基本構想案を作り、保護者や地域の意見を聞くなかで11月末に基本構想、来年2月末に基本設計を行い、来年度の実施設計と進める。
 宮本繁夫委員(共産)は「基本構想案はどんなものなのか。議会意見はどこで反映されるのか」と質問。山下小中一貫教育課長は「施設の配置計画、安全のための監視面を含めた建築計画、教育や周辺への配慮の3つを含め、一定の全体図を示し、たたき台(基本構想案)を作成する。議会には節目、節目で意見を聞きたい」と答えた。
 長野恵津子委員(公明)は節目、節目の考え方について問い、山下課長は「推進協の兼ね合いがあるが、たたき台を作って1回、宇治小地域や保護者の意見を反映させ、基本構想を策定する前の段階でも考えている」と説明した。
 堀明人委員(自民)は「今回、基本構想策定の段階から委託している。市教委の魂はどこに入っているのか。市教委と業者の役割について聞きたい」と見解を求め、山下課長は「大本は市教委が発表した基本コンセプトが中心。これに業者の技術が入り、親の目が入り、地域活用面でどうかと言った面が入る。意見をもらうのは当然で、宇治小の歴史の上に立つ」と理解を求めた。
 浅井厚徳委員(無会派)は「この業者のホームページを見る限り、学校施設の実績が少ないのではないか」と指摘。山下課長は「一貫校は提案を含めて5つあり、特定したのは4つ。その他、学校関係では17ヵ所で実績があり、決して少なくない」とした。
 市教委は答弁の端々に保護者、地域の意見を反映させる意向を示しており、たたき台を作成した後、積極的に意見を聞いていくことは間違いなく、意見聴取の回数も十分に確保していくことが考えられる。

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08年7月17日(木)

設計委託、業者と契約締結小中一貫教育

宇治市教委 宇治小での小中一貫校

基本構想案で施設配置など具体化

(『城南新報』7月17日付)
 宇治市教委は2012年度宇治小敷地での開校を目指す(仮)第一小中一貫校整備事業に伴い、㈱佐藤総合計画・関西事務所(大阪市中央区)と設計業務委託の契約を締結した―と16日、市生涯学習センターでの定例教育委員会(八木八重子委員長)で明らかにした。

今後9月をメドにたたき台となる基本構想案をまとめ、小中一貫教育推進協や小中一貫校専門部会をはじめ、保護者にも説明会やワークショップで意見を聞き、11月末をメドに同構想を策定する予定。たたき台では校舎や体育館、プールなどの施設配置に加え、何階建ての校舎にするのかなど具体的な案が示される予定で、どのような絵が描かれるのか注目される。

 市教委では市内初の小中一貴校を成功させるため、民間の柔軟な発想を括用することを主眼に今回、公募型プロポーザル(企画・提案)で業者選考を実施。13社の応募から5社に絞り込んだ後、技術提案書の提出を踏まえ、今月4日には久保田勇市長らによるプレゼンテーション審査を実施し、16日に5250万円(予定価格7141万円)で㈱佐藤総合計画・関西事務所と来年12月28日までの契約を締結した。
 最終選考は大別してヒアリングによる評価、業務の実施方針、特定テーマに関する技術提案について100点満点(委託可能金額の評価項目なし)で審査し、同社は82点(平均68・4点)を獲得。「前・中・後期のまとまりと小・中学校のまとまりを同時に満たすゾーニング」「子どもの発達スペースに応じて対応できる教師スペースの必要性」「2学年分の教室と余裕教室を1つのユニットとして構築する考え方」などを評価ポイントに掲げ、6つの評価小項目のうち半分で満点を取った。
 同社は技術提案書で小中の「きずな」、地域と学校と「連携」、歴史や周辺環境との「調和・共生」を実現するために核となる『ネクサスコア』を提案し、多目的交流ホール、地上3階・地下1階の校舎、小中2つの体育館、200メートルトラックなどの整備を記載。ただ、これらは同社が勝手に絵を描いたもので、市教委として決定したものでもなく、基本構想案のたたき台はこれから両者がタッグを組んでまとめていくことにしており、同社提案が宇治小での小中一貫校構想と一致するものではない。
 委員会では「専門家でない保護者が意見を述べたり、理解するのは難しい。できるだけ具体性を持たしてほしい」と委員から意見があり、市教委は『単純な説明ではない。模型を使ったり、ワークショップ実施も視野に入れている」と説明した。また、他の委員からは「(選考漏れの)他社提案の方が契約業者より上回っている項目もある。他社が上回っていた部分を、どこかで補い1OO点に近づけてほしい」と要望し、石田肇教育長は「提案書がマックスではない」とあくまで選考に際しての判断材料であった点を強調。最後に八木委員長は「できるだけ抽象的にならないように」と注文を付けた。
 今後、市教委では同社と一緒になって9月をメドに基本構想案を作り、保護者らの意見を聞くなかで11月末をメドに基本構想を策定。同様の手順で来年2月末をメドに基本設計を行い、来年度には基本構想、基本設計を基にして実施設計を行うスケジュールで進めていく。
 なお、同社・関西事務所としては2010年度の全面開校を目指し工事が進捗している香川県の高松市立高松第一小・中学校「高松第一学園」で実績があるほか、同社全体では東京都品川区で将来建設される小中一貫校をはじめ、豊後大野市立朝地小学校・中学校(大分県)で取り組み事例がある。


(『洛南タイムス』7月17日付)
 宇治市教委は16日の定例教育委員会に20年度基本構想と基本設計、21年度実施設計、24年度開校の日程で宇治小学校に建設の小中一貫校整備に伴い、公募5社から技術提案書の提出を求めて審査した結果、㈱佐藤総合計画関事業所=大阪市中央区北浜=と設計業務委託契約(5250万円)を同日、締結したと報告した。約千人規模の学校となるが、多様な教育課程に対応した施設づくりなど視点に、独創性や施工性も踏まえ選定した。保護者や一地域、教職員の意見を聞き、11月末に基本構想をまとめる。今回の提案の中には、交流のシンボル空間として、宇治小の歴史にちなみ、萬福寺を創建した隠元禅師の名を取った「いんげんホール」を学校の中心に配する提案もされている。

 小中一貫校では、義務教育9年間を前期4年、中期3年、後期2年として、教育課程を編成することにしているが、前期1~4年を北校舎1~2階、中期5~7年を前期と後期の環境が身近に感じられるよう北校舎3階北側に配し、後期2年間は発展的学習に取り組めるよう落ち着きのある東校舎3階に配置することを提案している。
 全施設が「いんげんホール」を中心に配置した設計を提案。同ホールから全学年の活動の様子が感じ取られるように考え、子どもと教師・地域・家庭の結びつきのシンボルとして位置付けた。ホール地下1階は給食室に隣接するランチルームとして、食育の実践スペース的な活用も図る提案となっている。
 教育と子どもたちとの触れ合いが可能になるスペースとして、前期学年の教室に教師スペースを設けるほか、5・6年生からの中・後期では、教科担任制に配慮して、普通教科の教師ステーションを3階に取ったり、特別教室に、教師ステーションをつくることで、興味や関心に応じた学習にも対応できるようしたい、と提案している。
 建物は地上3階(一部地下1階)だが、将来の増築への対応として、4階に増築可能な構造を持たせた。
 地域とのつながりを持たせるため、百周年記念館の建つ敷地エリアにメモリアルゾーンを設置。宇治学や歴史、茶の作法学習の場とする。作法学習の場では、茶の湯やマナーを身に付けさせる。
 グラウンドについては、最大の広さを確保するとし、敷地南に200メートルトラック、直線100メートル走、バックネットを提案。グラウンドから体育館や武道場など、各運動施設に直接・アクセスできる「スポーツストリート」を検討する――これらが今回契約締結した設計業者が示した技術提案書の一部に盛り込まれている。

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08年7月16日(水)

町政チェンジ住民主役へ地域共闘

民主町政の会が決起集会開く―久御山町長選挙―

(「城南新報」7月15日付)
 久御山町長選挙へ出馬表明した武田万徳氏(56)=同町林北畑97-4=を応援し、現職の3選を阻止しようと13日、「新しい民主町政をつくる会」(袖岡勝代表)が同町ふれあい交流館ゆうホールで“決起集会”を開いた。

 当初“無風”がささやかれていた町長選が、武田氏の出馬表明で一転し、現職の坂本信夫町長(65)=同町佐山双置60=も10日に正式“出馬表明”したことで真夏の暑い戦いの火蓋が切られた。
 町政チェンジ住民主役へ…と訴えたこの日の集会には87人が参加。袖岡代表は「8年前の選挙を思い出してほしい。当時の田口町長が水道料金を20%も値上げした時、坂本町長は町議として『いっぺんに2割も上げるのはけしからん』といいながら賛成し、選挙戦の3日目には、水道料金値下げを公約にしていた武田氏の公約を盗み10%値下げを公約にした。また、ハコモノを造ろうとしているが、住民の要望も聞かず、メーンだった野菜直場所が入らなくなるなど内容が2転3転している」と現町政を批判した。
 このあと、武田氏を支持している団体代表たちが順次発言。建設関係者は「建築資材やガソリンの値上げで仕事にならない。学校施設の耐震工事を早くして、町で仕事ができれば住民への還元につながる」。商業関係者は「後期高齢者医療制度に賛成するなど国や府のいいなりの町政はいらない」。教育関係者は「30人学級を要望しているのに、東角小で39人と40人の学年がある」など現町政への不満をぶち上げた。
 最後に武田氏が登壇し「(敬老祝金廃止を踏まえて)僅か1万円の敬老祝金が廃止されることは許されない…と話したら、わしらにとって1万円は“僅か”やないぞと怒られました。それだけ、みんな大変な思いをして暮らしておられる。住民も知らない地域交流センターは必要ない。税金は、私達の暮らしを支えるために使うものだ」と訴えた。
 このあと参加者たちは街頭に立って署名運動を行ったが「反応は良かったし、我々が訴えていることに理解と支援がいただけた」と手ごたえの良さをアピールしている。


(『洛南タイムス』7月16日付)
 共産党などの各種団体で構成する「久御山民主町政をつくる会」(袖岡勝代表)=略称・民主町政の会=は13日、同町佐古のゆうホールで″町政チェンジ住民主役へ″と銘打った決起集会を開き、8月の町長選挙(8月19日告示、同24日投開票)に向けて同会推薦の候補者・武田万徳氏(56)に対する支援の輪を広げるよう呼びかけた。
 午前10時から交流ホールで開かれた集会には約75人が集まった。構成団体から11人が弁士として壇上にのぼりそれぞれの立場から武田氏を援護する言葉を語った。
 トップで登壇した袖岡代表は、8年前の選挙戦を振り返り「当時は水道料金の値下げが争点だった。坂本氏は公約で値下げを宣言していたが、その前に議員として引き上げに賛成していた。彼は、元々武田氏が掲げていた公約を盗み取って選挙を戦っていた」などと、坂本氏に対して真っ向から批判姿勢。「暑い最中の選挙になるが、どうかみなさんの支援を頂いて、武田万徳氏を町長に」と呼びかけた。
 共産党京都6区代表の浜田良之氏は「武田さんは3度目の出馬となるが私も今度が3度目の挑戦。坂本さんは、出馬表明のときに″やぶれたものは出るな″と言わんばかりの発言をしたが、それには私
も憤りを覚える。1度や2度の負けではあきらめない。不屈の精神で、武田さんとともに2人3脚で歩んでいきたい」と語った。
 大きな拍手とともに壇上に登った武田氏は、まず国保税について「坂本町長は命にかかる保険の料金を3年連続で引き上げた。久御山の財政なら一般財源から繰り入れ、下げることができるはずだ」と見解を述べた。
 また、介護居宅サービスの補助カットや敬老金の見直しなど、集中改革プランに盛り込まれている各種施策を批判。
 自ら選挙の争点に掲げている新市街地整備事業(まちの駅)では「目玉となる農産物の直売所の話がなくなり、いまだどうなるかわからない状態。私たちの税金を使うくせに、青写真なしでやろうとするのは許せない」と語気を強めた。
 最後に、坂本氏に対し「4年前は無投票。ここでもう一度、審判を受けるべきだ」と述べ、「今、自転車で町内をまわっている。今後、さらにみなさんのところに入って意見を聞き、住民の願いを叶える町政を目指す」と意気込みを語った。
 このあと、同会は町内に出て街宣活動や署名運動を展開。途中、スポット演説なども行いながら、夕刻まで活動した。なお、武田氏は栄1丁目に選挙事務所を構える予定だという。

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08年7月 7日(月)

宇治市の小中一貫校考える会 秋に向け活動強化ヘ小中一貫教育

(『城南新報』7月5日付)
 宇治久世教職員組合などで作る『宇治小「小中一貫校」を考える会』などは4日夜、東宇治コミセンで第2回『宇治小校区地域懇談会」を開き、教職員、保護者ら約20人が参加した。

 冒頭、主催者らが「国の政策として教職員を減らし、学校を減らすなかで小中一貫校が出てきた。今は耐震促進のなかで建て替える時に一緒にしようとしている」「私たちは様々な問題を解決するには教師を増やすべきだと思っている。国とは真逆」と発言。市教委のNEXUSプラン発表から小中一貫教育推進協議会の設置、保護者説明会、市議会での質疑、コンサル選定など、この間の流れについて大まかに説明した。

 宇治小の教師は「宇治小は一番過密。授業も特別教室、体育館の割り当てがキチキチで、雨で流れると代わりが取れない。校舎は高層化、地下が予想され、グラウンド確保も大変。市教委が言っているメリットは一面だけ。地域、保護者がどんどん声として出さないと、知らない間に地域、保護者の願いがどっかに置かれた計画になる」と警鐘を鳴らした。

 保護者からは「品川の現状を知りたい」との声が挙がり、視察した教師らが「品川は学校選択性を取っているから、宇治市とは全然違う。それでも小学校のりーダーだった5、6年生は中だるみとなり、中間休みもなくなる。5、6、7年生で習熟度別授業をして8、9年生で発展的勉強を行うが、できる子、できない子を分けている」「運動会でも出番が少ない」などとデメリットを紹介した。

 参加者からは「中学校入学で刺激を受けて子供は成長する。岡屋小は別々の中学に進学するが、色々な人と出会って成長する。こんな不公平があっていいのか」「小学校の時、中学生と一緒のグラウンドを使ったが、使うのが怖かった」などと話した。

 また、この日の開催ビラをまいた保護者は「非常に期待している親御さんが少なくないのがショック。今更、ブレーキをかけないでとの印象を受けた。教育プランの実験マウスのように扱われる可能性がある。『選択性にしてほしい』との声もあった」と紹介。別の保護者からは「市教委や学校側のメリットだけを聞くから期待する。デメリットが聞かされない。説明会でも質問時間はほとんどなかった。でも、両方聞くと余計に悩む。作るならば良い学校を作ってほしい」と意見した。

 教師は「品川の悲惨な小中一貫と立命館など莫大な費用をかけた私立の小中一貫を一緒にして期待されている。普通はひどくなると思わない。このまま不安が広がらないと、市教委の思う壺」と指摘した。会議では「基本構想が秋に出てくる。たたき台に意見をいっぱい言わないと、どうにもならない。秋が大きな山場。生の地域の声を出していくべき」と呼び掛け、もっと地域に広げ、話し合いの場の設定などを市教委にも働きかけていく方向性を確認した。


こちらは『洛南タイムス』の記事

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08年7月 1日(火)

武田万徳氏が出馬表明―久御山町長選地域共闘

(『京都新聞』7月1日付)
 任期満了に伴い8月19日告示、同24日投開票される京都府久御山町長選に、無職の武田万徳氏(56)が30日、無所属で立候補することを表明した。

 武田氏は、1996、2000年の町長選に続く立候補で、共産党など8団体でつくる「新しい久御山民主町政をつくる会」の推薦を受けて臨む。
 武田氏は「豊かな財政を生かして、日本一の福祉の町をつくりたい」と決意を表明。現町政が進める新市街地整備事業を見直し、▽救急病院や老人ホームの建設▽国民健康保険税を引き下げる-を重点政策にあげた。
 武田氏は立命館大中退。1983年から久御山町議を1期務めた。昨年11月から新しい久御山民主町政をつくる会事務局長。久御山町林。
 同町長選では、現職の坂本信夫氏(65)が3選を目指し立候補を表明しており、8年ぶりに選挙になる見通し。

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