こんな狭い敷地に小中一貫校?小中一貫教育
9月23日(祝)午後2時から東宇治コミセンで開かれた「宇治小『小中一貫校』を考える会」(以下「考える会」)主催「宇治小校区地域懇談会」には約40名の保護者、地域住民、教職員が集まり、現在進行中の「(仮)第一小中一貫校」計画に反対する声が多数出されました。
まず主催者からこの1年の経過を報告。事の発端は昨年11月、市教委が「NEXUSプラン」を発表したことに始まるが、市長の「一貫校にしてくれというのが出てくれば…」発言に呼応するかのように「新しい宇治小学校づくり委員会」(以下「委員会」)が1月、宇治市に要望書を提出。以来、事態は急展開を見せています。1年前、発足当初の要求だった「宇治小の早期建て替え」がいつの間にか小中一貫校建設に変質したのです。
その後、宇治久世教職員組合を母体にして「考える会」が作られ、3回の懇談会を持ち、先行して実施している品川区の実態や、全国や京都市の状況なども含めてこの問題について学習を深めてきました。(第1回2月29日、第2回7月4日、第3回8月30日)
一方、市教委も宇治小保護者や教職員、市内育友会役員を対象に説明会を開催してきましたが、いずれも不十分な説明で、様々な不安・疑問は未だ解消されていません。
宇治小の教師からは資料をもとに宇治小の敷地面積は宇治市内の中学校で最も狭い槇島中よりも狭いことを報告。槇島中は2万3千㎡に対し330人の全校生徒。宇治小は2万1千㎡に対し810人の児童がいるが、平成24年時点では1097人(宇治市推計より算出)の「小中一貫校」となる予定。
その上、小学校、中学校それぞれの施設・設備が必要となるため、子どもたちがのびのび活動するスペースがなくなります。
地域の皆さんからも「どう考えても今の敷地でクラブ活動するとなると無理」などの反対意見が多数寄せられており、この計画を白紙に戻し、宇治小学校を建て替え、中学校を新たに建設する計画に変更すべきだという声を上げていこうと訴えました。
参加した保護者からは「経費削減の穴埋めは保護者がかぶることになる。グラウンドで部活ができなければその送迎は保護者負担、育成学級がなくなれば仕事を辞めざるをえない保護者も出てくる」「『委員会』は地域の代表者の集まりだが現役の保護者は少数なため、保護者の意見が反映されていない」「子どもがのびのびできる空間なんてない。保護者が声を上げていかなければ大変なことになる」などの意見が相次ぎ、このことをもっと多くの保護者や地域の人に知らせ、みんなの声を集めて要望を上げていこうということになりました。
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