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ニュース 2009年08月

09年8月30日(日)

みんなで、どの子も大切にされる教育を教育研究 小中一貫教育

教育のつどい2009 分科会でのリポートから

(8月29日付「しんぶん赤旗」)
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 「みんなで21世紀の未来をひらく教育のつどい―教育研究全国集会2009」(実行委員会主催)が21日―23日の3日間、東京都内で開かれました。

「どの子も大切にされる教育を」「貧困と格差拡大から子どもと教育を守ろう」と、28の分科会では、各地からのリポートをもとに熱心な討論が続きました。二つのリポートを紹介します。

問題山積の小中一貫校計画 京都・宇治

 「今日の教育改革―その焦点と課題」分科会で、「こんな狭い敷地に小中一貫校?」と題して報告したのは、京都・宇治久世教職員組合の田中正浩さんです。校舎建て替え計画が、いつの間にか、コスト削減が狙いの市内最初の小中一貫校計画にすり替えられてしまった経過と、その問題点について語りました。

校舎建て替えの願いを逆手に…

 児童数800人余り、学級数26学級の宇治小学校。市内で最も古い3階建て校舎が南北2棟ある小学校です。南校舎のトイレは1階に1カ所あるだけで、子どもたちが集中する状況もみられるといいます。
 2006年に行われた耐震強度調査の結果、耐震性は市内最低、震度5程度の地震で倒壊するとわかりました。大変衝撃的でしたが、「これで早期に新しい校舎に建て替えてもらえる」という期待が、保護者や地域全体にわきあがります。
 ところが同市教育委員会は07年11月、小中一貫教育と学校規模等適正化の方向を示すとする「NEXUSプラン」を策定。その推進のために宇治小学校敷地に12年度開校をめざし、「(仮)第一小中一貫校」をつくる計画を打ち出したのです。

「考える会」結成 署名も1万こす

 田中さんは話します。「今回の計画は形の上では、地域からの要望(08年1月)に応えるという形となっています。しかし、小中一貫校がどういうものかはっきりしない中での『要望』でした。08年6月の市教委発行『第一小中一貫校だより』では、具体的内容についての問いに、『現時点においてはお示しできるものがございません』とするばかりでした」
 08年、保護者や地域住民、教職員などで、「地域懇談会」を繰り返し、「宇治小『小中一貫校』を考える会」を立ち上げます。同会が取り組んだ要望署名は1万1000筆を超えました。田中さんは、「要望は、一貫校の計画を取りやめ、単独の小学校として建て替えること、地域に中学校を新設すること。老朽化した校舎やマンモス中学校を放置してきた市に対し立ち遅れた教育環境の改善を求める内容」と話します。

40人学級前提の教室数では…

 計画の何が問題なのか。田中さんは、保護者・地域の声を掲載した「考える会ニュース」などを示します。
 「小学校の狭い敷地にムリヤリ小学校と中学校を押し込んだ計画」「宇治市の中学で一番狭いグラウンド。一人あたりの面積は約8平方㍍(宇治市の中学校の平均は約24平方㍍)」「児童・生徒1034人を押し込める計画」「40人学級が前提の教室数。30人学級になれば教室不足に」「日当たり最悪、おとなの目も届きにくい遊具スペース。隣接する病院との隙間はわずか数㍍」「開校時は中学1年生のみ。中学校ではクラブが青春。1期生、2期生はかわいそう」…
 建設予算が最終決定されるのは、10年3月市議会。「中学校を新設するよりコスト削減だという本音を隠し、『先進的な教育』をするようにみせかけながら、狭い敷地に1000人以上の6歳から15歳の子どもを押し込める計画でいいのか」などの声が上がっています。
 田中さんは、小中一貫校は、十分な施設でもってしても、デメリットの多さが指摘されています。保護者・地域などの本当の要望を最大限に聞く努力をするべきだと思います」と話しました。
(中東久直)

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09年8月23日(日)

教育のつどい2009教育研究

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8月21日(金)東京日比谷公会堂で開かれた「教育のつどい」全体会。作家のあさのあつこさんのメッセージが参加者の胸を打ちました。

あさのさんはどうして10代をモデルに小説を書いているのかという質問に答えて、自分が10代の頃、枠から出られなかったという悔いがある、3人の子どもを持つようになって自分も子どもに枠をはめてきたという反省がある、枠からはみ出した少年を描きたかった。
また、若い人たちに対しては、日本には流されやすい人が多い、自分で考え、言葉を獲得できれば根が生え、流されにくくなる、自分の頭で考えられる人間に育ってほしいと、エールを送りました。
今後、書いてみたい題材としては、しんどさを抱えながら生きていく教師を描きたい、自分は書くことしかできないが、それにしがみついていきたい、自分を認めてくれた中学、高校の先生に勇気づけられた、死ぬまでに「書ききった」という納得いく作品を書きたい、と熱い思いを語っていただきました。

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現地実行委員会を代表して児玉洋介東京都教組委員長が「都議会選挙に続く総選挙。子育て、教育に関わる政策が争点になっている。失われた『教育の10年』を取り戻したい」と挨拶。

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また、現地実行委員会による合唱構成が披露され、「あなたが夜明けをつげる子どもたち」を会場いっぱいの参加者と一緒に歌いました。

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09年8月18日(火)

しなやかな感性と凛とした信念地域共闘

新人岡本氏が熱気の事務所開き

「初の女性市長誕生を」と沸く

(『洛南タイムス』8月18日付)
 「新しい城陽民主市政を築く市民の会」(岩佐英夫代表・16団体)が擁立した市民団体役員岡本やすよ氏(59)=共産推薦=の事務所開きが17日、近鉄寺田駅西側の府道内里城陽線沿いにある事務所で開かれた。

事務所前は支援者200人であふれ、「初の女性市長誕生を」の応援看板も登場するなど熱気でわいた。
同時執行の市議補欠選挙に共産党公認で出馬する矢口雅章予定候補が「選挙戦であちこちまわっているが、どこでも暮らしの叫びが聞こえてくる。サラリーマンの皆さんは給料が減り、年金暮らしの人たちは年金が目減りしてきた。そんな中、立候補を決意し岡本さんこそ、しなやかな感性と凛とした信念を持った、城陽市民が待ち望んだ人」と誉め、「今の市政には福祉の心がない。必ず市政の転換を」と岡本必勝を誓った。
 PTAなど共に活動してきたという太口武子ストップ新名神城陽の会副代表は「同じ新婦人のメンバーとして戦ってきた。一緒に地域懇談会など頑張って成功させてきた。現市政は、新名神の推進を言っているが、今大事なのは環境を守ること。あらすの開発に、何で市民の税金を17億円も出さんとあかんのか。そんな金があるなら福祉や教育に回すべき。岡本さんの名前を徹底していきたい」と熱い支援の弁。
 岩橋祐治京都総評議長は、「労働者の力を結集して全力で戦っていきたい。実は岡本さんとは京都生協時代からの古いつきあい。叱咤激励を受けてきた。本人は立候補することになりびっくりしたと言っているが、私はちっとも驚かなかった。市長候補として最善、最適な人だと思うから。暮らしが今大変な人が多い。市民の声に応えるのは岡本さんしかいない」と総評系の組合が全面的にバックアップすることを伝えた。
 最後に岡本氏は、大勢の団体、個人などから花束やプレゼントを受けたあと、「城陽市のためと出馬を決意して1週間ほどしか経ってない。服がない、と言ったらお気遣いいただいた。皆さんの期待に応えられるよう頑張っていきたい」と語りかけ、同日発表した「市政運営に市民、とりわけ女性の参加をすすめます」など5項目の政策を説明。「暮らしの防波堤になるのが市政。市民参加で、市税の使い道を考えていきたい。やりくり上手な市政に転換していきたい」と決意を披露した。
 このあと、長谷川光一京建労洛南支部長が乾杯の音頭をとり、栄繁奉遷対事務長が「これほど素晴らしい候補はいない」と選挙戦ヘの協力を呼びかけた。


岡本陣営 事務所開きに最多の200人

初の女性市長当選ラインに

(『城南新報』8月18日付)
 岡本氏の事務所開きには、初の女性市長誕生を願って3人の予定候補者の中では最も多い支援者200人が集まり「市民の声を聞かない市政から、市民がつくる市民のための市政へ転換を」などと熱い訴えが響き渡った。
 支援者代表の盛田えつ子さんの司会で始まった事務所開きは、何かと忙しい平日の夕刻に集まった人々らに配慮して『30分で終える』というスピーディーな進行のもと行われ、総じて好評を博した。
 まず、共産公認で市長選と同日執行される市議補選に挑む矢口雅章氏が「給料が減った。年金が減った…と市民からの暮らしの叫びを聞かない日はない。女性としての、しなやかな感性、凛とした芯の強さがある岡本さん。台所の感覚を市政に反映できる市民が待ち望んだ市長候補だ。現市政は財源がないと言うが、子供やお年寄りを思う福祉の心もない」と激励の言葉。
 友人代表の中原洋子さん、ストップ新名神の会副代表の太口武子さんが「市民のためを思い、地道に信念を通すことができる人」「女性の候補は20年ぶり。岡本さんと一緒に市民の暮らしを守ろう」と応援の弁。
 岩橋祐治・京都総評議長が「岡本さんが市長候補に立つことに私はびっくりしなかった。むしろ最適の人物だ。生協活動時代から暮らし、環境を守る専門家。今、城陽市民の暮らしを守れるのは岡本さん以外にいない」と声を張り上げ、訴えた。
 数々の花束、寄せ書き、贈り物を受けてマイクを握った岡本氏は「ウィ・ハブ・ア・パワー。私たち市民には力がある。私が寝ているうちから頑張ってくださっている方もおられ、本当に感謝に絶えない思い。市民は服を買わず、食べる物まで始末し、その次は医療費の節約まで強いられている。市政は皆さんの暮らしを守る防波堤にならなければいけない。贅沢をせず、慎ましやかに暮らす市民のことを一番に考える市政に変える」と決意を述べた。
 京建労洛南支部長の長谷川光一さんの発声でお茶で乾杯。30日の岡本勝利を誓い合い、最後に栄繁泰事務長が「あらゆる知恵を出し合って岡本さんを当選ラインに」と呼びかけ、事務所周辺は大拍手に包まれた。

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09年8月 9日(日)

岡本やすよさんで市民本位の城陽市政を地域共闘

8日(土)夜、城陽福祉センターで開かれた「市民要求交流集会」には立ち見を含む市民が多数詰めかけました。
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岩佐代表世話人の挨拶のあと、山内事務局長が報告。市民の会が取り組んだ市民アンケートには700通を超す返事が寄せられ、新市街地整備計画や深谷幼稚園の廃園反対の声が多数であること。こうした市民の声を市政に届けるため、市民の会は市民団体役員の岡本やすよさん(59=写真)を擁立することを決定。岡本さんの人柄、思いを多くの人に広げましょうと訴えました。
岡本さんは寺田南小、城陽中のPTA会長を歴任。「憲法九条を守る城陽の会」「ストップ新名神の会」の呼びかけ人を務めるなど、市民運動の先頭に立ってきた人。現在は「活動専業主婦」として「くらし・民主・平和を守る城陽懇話会」事務局長、「城陽親と子の劇場」運営委員をしておられます。


(以下『洛南タイムス』8月9日付より引用)
 集会では会の岩佐代表世話人が、「岡本さんは、頼りがいがあり、テキパキと自分の意見が言える人で市長候補として最適。現市長は、無茶苦茶なことを強引に進める。民主の候補も、対話を言っているが最後に廃園では何もならない」と市長選挙勝利を呼びかけた。
 山内事務局長が、709通の市民アンケート結果などを踏まえ、「新市街地や深谷幼稚園の廃園問題では、反対が賛成の2倍」などと報告した。支援団体などから歓迎の花束を受けた岡本さんは「要請があり、器ではないと1週間悩んだ。決断しようと思ったその時、ふと考えたら服も靴もないことに気付いた」と会場をなごませ、「市政に市民参画の場が少なく、市議会や審議会にも女性が少ない。弱い立場の人がよりよく暮らせる社会に、一緒に頑張りましょう」と呼びかけ、拍手を浴びた。

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