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ニュース 2009年11月

09年11月25日(水)

面積拡大へ市教委の継続努力求める小中一貫教育

小中一貫校グラウンド面積拡大請願

宇治市会文福委 賛成委員少数で不採択

(11月25日付『洛南タイムス』より)

 宇治市議会文教福祉常任委員会(堀明人委員長)が24日開かれ、10月の同委員会審査で「審議が尽くせていない」と継続扱いになっていた宇治小に24年度開設する小中一貫校のグラウンド面積の拡大を求め、同校保護者の「未来に輝く新しい宇治小を創ろう会」(大下由起恵代表ら)から提出されていた請願について審査した。

採決の結果、共産と社会委員の賛成少数で請願の不採択を決めた。不採択を決めた与党会派委員からは、隣接地での新たな用地確保が物理的に困難な立地条件下ながら、引き続き市教委に努力を求める要請があり、課題との受けとめで、継続努力する意向を伝えた。
 質疑で、浅見委員(社会)が「せっかく建て替えて新しくするのに、(一貫校にして)狭いグラウンドにする必要があるのか」と、同様の疑問をぶつけると共に、近接する黄檗公園グラウンドの活用策が議論されていることに対して、学校教育優先による社会体育の利用が狭められることについての懸念と不満を口にした。市教委は「今後2年の間に、他校にお願いできるかも含め検討する」とし、一貫校をつくることについては、市教委は東宇治地区での中学校への分散進学解消などの理由を改めて伝えた。
 帆足委員(共産)は、前回の質疑でも行った緑地面積の確保見通しについても質し、市は「現在の約1800平方㍍が約2400平方㍍に広がる」との見通しを伝え、真田委員(民主)は「一貫校が目指す教育内容をもっと保護者に説明する努力を」と求めた。
 平田委員(民主)は、市教委の保護者らへの説明不足を指摘するとともに、グラウンド面積について「子に我慢を強いるとの考えなのか」と質し、市教委は「我慢を強いるものではない」と答弁。夜間照明の活用に対する質問には、市教委は「考えてない」とした。
 採決にあたり、討論が行われ、平田委員が「敷地拡大には短期解決は困難だが、ハードとソフト両面から期限を切らず継続的取り組みを求める」として、請願に反対討論。帆足委員は「不安や反対の声に市教委は耳を傾けない姿勢だ」と批判。他の中学校との生徒1人あたりの面積比較して「窮屈な学校で、請願者の考え方は当然」と賛成討論を行った。
 浅井委員(無会派)は「拡大へぎりぎりの努力を」とした上で「一貫校教育の充実に結び付けてもらいたい」と請願に反対討論。浅見委員が「市教委答弁は、さきに一貫校ありき。宇治小で現在行なわれている社会体育も、ほぼ全滅する可能性がある」と指摘、賛成討論した。


敷地拡大請願は「不採択」

反対討論で各種努力促す 民主・無会派

(11月25日付『城南新報』より)

 宇治市議会9月定例会に提出され、文教福祉常任委員会(堀明人委員長)で「閉会中の継続審査」となっていた『(仮称)第一小中一貫校の敷地面積拡大についての請願』が24日の同委員会で再審査され、賛成少数により「不採択すべきもの」と決した。市教委が用地拡大について引き続き検討する姿勢を見せたため、前回審査(先月1日)で継続を主張した民主委員が採決に応じた。今後、宇治小敷地で2012年4月の開校を目指し、市教委は来月に実施設計を示していく。

 『未来に輝く新しい宇治小を創ろう会』(大下由起恵代表)が提出した請願は「グラウンド面積は文科省の設置基準で小学校、中学校の合計1万1540平方㍍必要なはずが、8400平方㍍しかない」と指摘し、敷地拡大を要望した。
 栢木教育部長はサブグラウンドなどを含め1万平方㍍超あり、この間の検討状況、保護者理解を得るための努力をしてきたことを紹介しながら「敷地を広げることは隣接地の状況から現時点では非常に困難。施設の有効活用で支障なく教育活動を行うことは可能」と冒頭に説明した。
 帆足慶子委員(共産)は「市内で一番小さい槇島中学校でもグラウンド面積は1万4000平方㍍。どこにテニスコートを作るのか」と指摘。山下小中一貫教育課長は「槇島中の形をそのまま移行することにはならない。野球部、サッカーー部ができるかにも関わってくる」と理解を求めた。
 平田研一委員(民主)は「隣接地の買収は机上の論に聞こえる。本気度が伝わってこない。期限を設けずに引き続き努力するのか」と聞き、石田肇教育長は「用地拡大、社会体育団体の活用など様々な部分で引き続き考えていく」と応じた。
 討論では平田委員が「生徒1人あたりの面積が小さいことは一目瞭然だが、一貫校の設置基準がなく、絶対に不可能とも言えない。有効な手段をハード、ソフト両面から期限を切らずに取り組んでほしい」、浅井厚徳委員(無会派)が「敷地拡大が非常に困難なのは推測できるが、ギリギリの努力はしてほしい。これ以上広げられないから白紙にすることは賛成できない」として反対を表明。一方、帆足委員は「1人当たりの面積が9平方㍍しかなく、市内平均の3分の1。子供の9年間はかけがえのないもの。少しでも豊かで、充実させるのが市教委の責任」、浅見健二委員(社会議員団)は「一貫校は十分な余裕を持って建設すべき。宇治小の社会体育は全滅に等しくなる。教育は大きな立場で考えるべき」と賛成したが、採決の結果賛成少数で「不採択すべきもの」と決した。
 結果を踏まえ、大下代表は「敷地面積について議会でも疑問の声が多い中、私たちの思いが届かなかったのはとても残念。今後も全ては子供たちのために頑張りたい」と話した。
 なお、同請願はこの結果を踏まえ、12月議会の本会議で最終採決を行う。


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09年11月16日(月)

何でも聞いてみよう会地域共闘 小中一貫教育

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11月15日(日)、宇治市五ヶ庄にある青少年文化研修道場で開催された「何でも聞いてみよう会」には保護者、地域住民、教職員など90名が集まりました。

主催者である「夢ある学校をつくる宇治連絡会」代表の山崎彰さんの挨拶に続き、保護者有志がパネルを使った寸劇で宇治小「小中一貫校」の問題点を分かり易く解説。続いて中学校の現場から放課後の様子など、現状を報告されました。
後半は会場からの質問に事務局が答えるという形で進行。「宇治市は敷地を広げる気はないのか」「文科省の規準はどうなっているのか」「市教委は学習活動に支障はないと言っているそうだが、本当に大丈夫か」など、疑問・質問が続出しました。
事務局から「小中一貫校にはメリットもあるが、デメリットもあり、小学校の敷地に中学校を併設する今の計画では狭いことからくるデメリットが大きすぎてメリットも生きてこない。先進地の例でも小・中別々の校舎、グラウンドが主流になっていることから、この計画は白紙撤回しかない」と指摘があり、「宇治小の小学校単独建て替えを求める会」代表の神谷和憲さんからも「子どもたちにはのびのび学習できる学校を残したい、ぜひたくさんの人に署名の協力を」との訴えがありました。

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09年11月 8日(日)

11.8国民大集会平和・憲法 組合活動

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不況打開、なくせ貧困、雇用確保、守ろう!いのちと暮らし…東京代々木公園には入り切れない人が集まりました。

京教組の代表団が会場に到着したときにはすでにご覧の状態。
各地の民商、農民連、新婦人らが発言。京都からは危機に瀕する北部の医療実態が紹介され、来春に迫った知事選への決意が述べられると、大きな連帯の拍手が湧きおこりました。

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09年11月 6日(金)

宇治連絡会 15日に一貫校説明会小中一貫教育

保護者有志 「反対」の署名活動へ

(11月6日付『京都新聞』)
 宇治久世教職員組合や宇治市職労などでつくる「夢ある学校をつくる宇治連絡会」は15日、同市五ケ庄の青少年文化研修道場で、市教委が宇治小校地に建設予定の小中一貫校に関する「何でも聞いてみよう会」を開く。

 午後2~4時に開催。同小児童の保護者が一貫校に対する思いを、また小中学校の教員が現場からの考えをそれぞれ話す。全国にある一貫校の様子の説明も行われる。無料。
 一方、保護者有志や地域住民でつくる「宇治小の小学校単独建て替えを求める会」は、宇治小を小中一貫校でなく小学校として建て替えることを要望する署名活動を行っている。宇治連絡会は署名活動に協力しており、聞いてみよう会当日も署名を募る予定。保護者の一人は「一貫校では子どもは伸び伸びとできない。建て替えについてじっくり考えてほしい」としている。

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09年11月 4日(水)

第41次宇治久世教研6教育研究

20091014SYOUKYOU.jpg月が変わってしまいましたが、秋の教研の紹介を続けます。
障教部が運営する分科会(14日、17日)です。

14日(水)…「発達の視点を大切に実践を学び合いましょう」をテーマに4本のレポート報告。
感想

  • 色々な取組・教材を教えてもらい、勉強になりました。悩みを交流する場にも、参加できたらと思います。
  • あっという間の2時間でした。やっぱり半日くらいまとまった時間がいりますね。学級紹介ビデオ、ぜひ夜の学習会で見てもらいたいです。
  • 久しぶりに学びあえました。やっぱり気持ちがいい。学びの秋です。初めての担任でいっぱい学びたいことが、少し学べ、もっと知りたい、わかりたいと思いました。

17日(土)…(1)どうしてますか?支援教室・支援加配(2)通常学級で学ぶ子の交流をテーマに3本のレポート報告と討論。
感想

  • それぞれのレポーターの報告で、通常学級でどう子どもをサポートしていくのか、たくさんヒントをいただきました。もっと時間がほしかったです。
  • 今日はいろいろたくさんのレポートを聞くことができ、とても勉強になりました。きめ細やかに子どもたちと接しておられ、感心することばかりでした。通常学級の先生方にももっと話を聞いて深めていきたいレポートでした。たくさんの支援の仕方を学ぶことができ、ありがとうございました。
  • 通常学級で、支援の必要な児童をたくさん担当し、きめ細かい支援や保護者対応をていねいにされていて、感心しました。
    でも、もっと体制的に(人的にも)力を入れていかないといけないことを痛感しました。ご苦労様です。
  • 通常の先生、がんばってるんだなあ!うちのクラス(障)の子より、もっともっと大変。でもうちのクラスの子も通常にいたらこうなっていたかも…。そう、障級の値打ち、学び合いたいですねえ。
  • 本当に発達障害の子が又生指上、課題のある子が複数クラスにいると教師として本当につらいものがあります。でもみんなのがんばっている報告を聞いて、又がんばらなくっちゃと励まされました。
  • 通常学級でのとてもていねいな取組をしておられるなあと改めて驚かされました。低学年でのていねいな取組がその後のその子の成長をすごく助けているんだろうと改めて思いました。
    次、中・高学年でその子たちがどうなっていったかを学びたいです。
  • いろいろな先生方のお話を聞きながら、すごく安心しました。日々、悩みながらも子どもとの関わりを楽しんでいる自分を実感しました。特別でない特別支援教育という言葉が印象に残りました。
  • 児童に対する支援(方法、手立てetc)について、まだまだ不十分であることを感じました。学習の必要性を感じましたが、なかなか…です。
  • 自分がレポートを出している時は「まとめた!」「聞いてもらった!」で満足してしまったのですが、今回は、たくさんのレポートを聞いて、いっぱい学びました。通常級の先生方が発達課題のある子に対して、どんなに日々工夫し取り組まれているかを知って、むしろ特支級の取り組みの刺激になりました。月曜日から、がんばります。
  • 毎回教研の後は「やっぱり参加してよかった」です。K小のT先生の実践を聞かせてもらい、本当に元気が出ました。ありがとうございました。
  • 通常級で発達障害のある子どもをかかえ、特別支援コーディネーター、宇治市就学指導委員としての教育相談をかかえる中で、しんどさを感じつつ参加しました。分科会の中でコーディネーターとしての役割のまとめもあったのですが、実際、学級担任を持つ今の形では制度そのものがおかしいと思います。人的な配置は必要です。理解のない管理職とのやりとりも含め、大変です。

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09年11月 2日(月)

教育と文化の集い地域共闘 教育研究

10月31日(土)、青少年文化研修道場において約70名の参加で「教育と文化のつどい」が開催されました。
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主催者あいさつに続き、春日井敏之さん(立命館大学教授)が「子供の成長と親・教師の役割」と題して講演。幼児期から大学生までの「子ども」の成長に寄り添った実践に裏打ちされたお話に、参加者からは「こんな風に私たちを本気で思ってくれる大人がいるんだ、人生ってなんやかんや言って捨てたもんじゃない」(大学生)などの感想が寄せられました。
20091031KyouikuBunka2.jpg
講演後、参加した3団体から訴えがありました。中でも「宇治小の小学校単独建て替えを求める会」の保護者による手作りの大型紙芝居を使ったパフォーマンスが印象的でした。
この「つどい」は「子どもと教育を守る宇治城陽久御山市民連絡会」が主催し、毎年取り組まれているものです。

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