監視カメラが8台も…!?小中一貫教育
9年間の学校生活は一度きりなのに…
(『木幡・六地蔵民報』1月29日付けより)
市教委はH24年4月開校予定の宇治小での小中一貫校の実施設計の内容を、25日開催された文福委員会で報告しました。
計画は宇治小学校の敷地に小学1年生から中学3年生まで1,000人を超える児童・生徒が学ぶことになり、保護者や関係者など14,000筆を超える単独での建て替えを求める請願署名が議会に提出されていましたが、共産・社会の賛成少数で不採択となっています。
実施設計では、第1体育館屋上に運動スペースを設けることで狭いグラウンドを補っています。視界の確保などの点から校長室・保健室を移動、監視カメラ8台設置、前期(1~4年生)の教室等には学年別のトイレの設置など、市教委は基本設計から改善を図ったと説明しています。
帆足委員は次のような質疑を行いました。
- 【問】8台も監視カメラを設置しているが、他の学校での配置状況は?誰がどこで管理するのか?
- 【答】カメラは基本的に最低2台。正門と通用門に1ヶ所ずつ。最大でも4ヶ所。宇治小は門が5ヶ所あり、地下にある車両ヤードやスポーツストリートの安全性から8ヶ所設置となった。職員室で2台のモニターで管理。カメラ監視専門の配置はないが、一貫校なので人の体制はある。
- 【問】文科省は今夏を目途に学級編成基準の見直し作業を行うとしている。30人学級になった場合、H26年9学年そろった時点で多目的教室を使っても2教室不足が生じる。これからつくる新しい学校で教室が足りないというのは問題だ。将来を見越した対応が求められるが?
- 【答】どの時期・どの方法でやるのか定かではない。現行は40人学級を基本に行う。少人数学級を導入するとなれば、市内他の学校でも様々な課題が生じる。国の方針が明らかになった時点で対応を考える。
3年もの工事は子どもに負担が!
- 【問】工期が3年近くにのぼる。大久保小の建て替えの時は建築工事に要した期間は約1年。その後校舎の解体など約半年はグラウンドの使用はできなかった。今回の小中一貫校では、倍近くの期間を要し、子どもたちに大きな負担をかけることになる。小中一貫校新1年生となる現4年生の児童は5・6年の2年間は工事中でスポーツも制限され、中1になってクラブ活動が始まっても約1年は既存校舎の解体などでグラウンド部分が使用できず、748㎡の遊具スペースと体育館しか使用できない。クラブ活動はどこで実施するのか?
- 【答】工事期間中は子どもたちに迷惑をかけることになるが可能な限り仮グラウンドを確保し対応する。不自由をかけるがその後の小中一貫教育内容で十分に返していく。開校1年目のクラブ活動は課題があると考える。
などなど…
小中一貫校ではなく単独校で建て替えを
帆足委員は、「狭い敷地内に無理に小中一貫校として建設しようとするから地下の使用など、結果的に工事の期間も単独校建て替えの2倍もかけることになる。子どもたちの9年間は取り戻すことができない1回きりのもの。ゆたかな教育を保障するのが市教委の責任だ。小学校としての単独建て替えを」と強く求めました。
工事工程計画(市教委提供資料)をダウンロード