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ニュース 2010年03月

10年3月25日(木)

「教育長の発言に驚き、呆れました」小中一貫教育

 8日の宇治市議会文教福祉常任委員会を傍聴した宇治小学校のある保護者から宇治小「小中一貫校」を考える会に以下の投書が届きましたので紹介します。

「教員の中にも反対の声があるのに…」という浅見議員の発言に対して、「反対する教員をしっかり指導せよという指摘ととらえる」という石田教育長の言葉には本当に驚き、呆れました。相手の発言の意図をわざとねじ曲げて言い返す。卑劣で下劣、次元が低く、何の発展性もない。「指示・命令ではない」とも言いましたが、私には「反対する教員は処分する」という意味に聞こえました。(実際、そういう意味だと思います。)教育に関することが、こんなに高圧的なトップダウン方式で決められていいのでしょうか?子どもと日常接している先生がどんなことに問題を感じているのか、現状を改善するために行政には何をしてもらいたいと思っているのか、宇治小の一貫校のどこに問題を感じているのかをしっかり聞いてほしいと思います。親が教育委員会に望んでいるのは、「反対している教員に指導すること」ではなく、「現場の意見を聞くこと・話し合うこと」です。子どもたちのことを考えて反対している先生方の意見を聞こうとせず、圧力をかけて黙らせるなど、民主主義の国とは思えないやり方です。教育長の発言は、今回の一貫校計画の進め方を象徴している。そして、宇治小だけでなく、宇治市の教育の今後に関わる重大発言だと思いました。

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10年3月13日(土)

「茶所授業」を演劇でほっとひといき

NPO法人山城こみねっと

神明小での郷土学習に一役

(3月13日付『洛南タイムス』)
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 宇治市立神明小学校=神明石塚、中村浩之校長、633人=で12日、お茶をテーマにした3年生(3クラス108人)の授業があり、NP〇法人山城こみねっと(大橋敏裕代表)が演劇の手法による出前の茶どころ授業で児童たちを宇治茶の歴史に誘った。
 代表の大橋さん(56)=宇治市伊勢田町若林=は昨年まで宇治市内の小学校で教壇に立っていた元先生。世代を超えた創作芝居集団「しんせんユニット」を主宰し、自ら手掛けた脚本・演出によるオリジナル劇を制作し、夏休みや冬休みに発表している。
 茶どころ宇治にちなんだ闘茶や茶道などをテーマにした作品を手掛けるうちに「演劇とお茶という文化の力で山城地域に活を入れよう」と一念発起。NPO法人山域こみねっとを立ち上げ、府の地域力再生プロジェクト支援事業をふまえた活動を展開。神明小での出前の″茶どころ授業″はその第1弾となった。
 音楽室での授業では大橋さん、妻の弥生さん、大阪の劇団「未来」で40年にわたって演劇活動に関わってきたスタッフ最高齢の植木吉弘さん(67)、大学生の橘佳佑さんの4人が登場し、クイズ形式で緑茶製法やお茶が日本で広がった理由、宇治茶が日本一となり、江戸時代にお茶壷道中として宇治から江戸まで運ばれた宇治茶の歴史について学習。
 3年生は10日に日本茶インストラクターを迎えた府茶協同組合(小山元治理事長)の宇治茶ふれあい教室でお茶の種類を飲み比べる茶香服(ちゃかぶき)も体験している。子どもの「興味・関心」を切らさずに展開した演劇手法を駆使した参加活動型の45分間の授業に担任の先生たちは「児童が集中してて、とてもよかった」と脱帽。
 首尾よく活動の第1弾をこなした大橋さんは「受け入れ体制などで心配したが、始めから子どもたちも和んでいて、良かった」と話し、初の取り組みに手ごたえをつかんだ。
 山城こみねっとでは、お茶にまつわる本格的な演劇公演はもとより、お茶に関わるコント、パントマイムなど「1時間版」から「12時間版」までの「茶どころ授業」をはじめ、各種イベントや学校の授業などにも活用。コミュニケーションを育てる教育プログラムや演劇講座―なども用意している。
 文科省の芸術体験授業や教育委員会の社会人講師枠など公的資金を活用した利用法なども詳しくアドバイスしており、問い合わせは大橋代表(電話43-4122、携帯090-6201-7531)まで。メールアドレスはkominet09@me.com

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10年3月10日(水)

白紙求める請願「不採択」小中一貫教育

宇治市議会文福常任委 小中一貫校

(3月9日付『城南新報』より)
 宇治市議会の文教福祉常任委員会(堀明人委員長)が8日に開かれ、3月定例会に提出された『条件の整っていない(仮称)第一小中一貫校を白紙に戻すことを求める請願』を審査し、賛成少数で「不採択すべきもの」とした。

 請願は「グラウンド面積が狭く、安全上に問題がある上、児童・生徒の体力向上にも課題を残す」「3年間、グラウンドが一部しか使えず、児童・生徒に不自由な生活を強いる」などと問題視し「『多少の施設条件の不備は教育の内容で改善していく』との見解を市教委は表明しているが、土台となる教育施設が不安定ではどうしようもない」と指摘した。
 審査では請願者である『宇治小「小中一貫校」を考える会』の黒田いづみ代表を参考人として招致した。堀委員長は請願提出の経過を求め、黒田参考人は「小学生を伸び伸びと遊ばせ、中学生に思う存分クラブ活動をさせたい。授業と同じぐらい遊び、クラブも大事」と説明。帆足慶子委員(共産)は「市教委は1月31日の説明会を受けて『おおむね理解された』としているが、保護者はどう思うか」と聞き、黒田参考人は「おおむね理解は違っている。説明会でも計画に反対でなくても『困る』との意見があった」と市教委見解を否定した。
 栢木教育部長は「教育活動は支障なく行える。学校生活への影響を最小限に抑える。12年度開校に向け、英知を結集していく」と改めて見解を表明。質疑では浅見健二委員(社会議員団)が「同じような請願が3つ出ている。保護者のご理解が本当に得られているのか」と聞き、石田肇教育長は「請願3度の評価については、当局が判断すべきもの。賛成される方が、特別の声を上げることは少ない」と理解を求めた。
 討論では帆足委員と浅見委員が賛成討論、真田敦史委員(民主)が反対討論をそれぞれ行い、採決の結果「不採択すべきもの」となった。

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