トップ加入のご案内 > 組合員が語る教組の魅力Top OBより 共に現実を見つめ未来を語り合う仲間に
89年4月 1日(土)

共に現実を見つめ未来を語り合う仲間にOBより

1987~1989 宇治久世教組執行委員長 安井 望

 若い先生から「教師ってすばらしいですね。子どもたちと感動できる毎日ですから。」という言葉を聞いたことがあります。私もその通りだと思います。
 しかし、そう思えない日はありませんか?理解できない子どもの言動に「何で?」と叫びたくなるようなことが増えています。でも、その原因は子どもにあるのではなく、むしろ子どもは、被害者であることがほとんどです。子どもを食い物にする「子ども産業」・国際的にみても節度ないマスコミ文化・「子ども世界」が守れない自然、地域、家庭の破壊…。さらに、平和を押しつぶし、子どもを戦争に送り込むことになりかねない動きまでもが、平和憲法のまま進みつつあります。

 個人の力だけでは、子どもを守れない事態です。ところが、個人の「力量」ばかりを問う行政やマスコミの動きがあります。これでは、問題が解決されないだけでなく、教師がばらばらに孤立させられ、ますます解決の道を遠ざけるばかりです。
 現在の教育が抱える問題は学校・親・地域・できれば行政も一体となって取り組んでこそ打開の道が開けると思います。教職員組合は、常に子どもたちの声と教職員の悩みに耳を傾け活動してきた集団です。私もこのような運動の中で仲間に支えられ30数年教師を続けてくることができました。共に現実を見つめ未来を語りあいましょう。

ページの先頭へ